大倉川支流横川【宮城県】

6月半ば、ホームグラウンドの横川に釣行。同行はルアーのTさん。
午前8時半頃に林道入口に車を止める。横川の林道は10年近く前から一般車通行止めになっており、林道入口には頑丈そうなゲートが車の行く手を阻んでいる。駐車スペースには車が二台。どうやらどちらも釣りのようだ。
横川林道はかなり上流まで沢沿いを走っていて、いくつも入渓点がある。先行者と同じエリアに入らなければ釣りになる。
林道を歩き、いくつかの入渓点を通り過ぎ、最初に本流を渡る横川大橋へ。ここまで歩くこと3〜40分。先行者が入っているとすればこの辺りか、次の横川岳橋あたりか。
さらに15分程歩いて横川岳橋に到着すると、折りたたみの自転車が二台。なるほど、自転車で来ましたか。
ボクも単独行の場合は使う事がある。行きは上りなのでそれほど時間短縮にはならず、自転車を降りて押す事も多いが、帰りは半分以下の時間で帰れてしまう。林道がしっかりしている横川釣行にはお勧めの方法。
ここから入って、堰堤を二つ釣ろうと話しながら歩いて来たが、さらに上を目指す事にする。先行者は恐らく同じ思惑のはず。
途中で釣りをする親子とおぼしき二人の姿を発見。ちょうど父親らしき人がイワナを釣り上げていた。俄然期待が高まる。
堰堤を二つ飛ばし、さらに少し歩いたところから入渓。ボクが一番好きなエリアだ。落差が出てきて山岳渓流らしい渓相になる。まさにテンカラ向き。
横川は変化に富んだ渓流で、それぞれのエリアで様々な顔を見せる。フライで比較的落差の少ないエリアを攻めたいなら、神掛川へ向かう林道の橋から横川大橋辺りまでが良いかもしれない。
ルアーでじっくり大物を狙うなら、神掛川出合から少し上にある滝壺や、横川岳橋から上に連続する二つの堰堤が良いと思う。尺には届かなくても、25cmくらいのイワナならいるはずだ。

沢に降りて汗を流すと、この時期にしてはやや水温が低いように感じる。水量は多め。2日くらいまえまで降っていた雨の影響だろう。
竿を出すと、早速着水した毛鉤にイワナが飛びつく。22cmほど。だいたい20〜25cmくらいがこの沢のアベレージサイズだ。
b0332960_20482861.jpgすぐにTさんのルアーにもアタリが。25cmの立派なイワナ。その後も先頭を交代しつつ、コンスタントに釣り上る。
ルアーとテンカラでは釣り方も狙うポイントも違う。なので、アプローチや遡行に気をつけていると、Tさんが狙わなかったポイントからイワナが顔を出す事もあった。違った釣り方だと良いコンビになるようだ。
b0332960_204855.jpg途中、アタリが遠のく。そうなのだ、いつもこの辺りで釣れなくなる。同行のTさんもそうだという事は、ボクの腕の問題ではないようだ。
じっくりキャスティングを繰り返すTさんに声をかけ、とりあえず、いつも釣れるポイントまで先を急ぐ事にする。いつもはまたそこから釣れだすからだ。
ゴーロが続き、体力を使いながら遡行を続け、やっとそのポイントにたどり着くと落ち込みに倒木が。これはダメかと思うが、Tさんが器用にキャスティングすると、24cmのイワナが出てくれた。やはり同じ場所に付くものなのだ。人間の目から見て同じような流れ、環境でも、魚にとって居易い、居づらいというのはあるのだろう。
ここまで約3時間弱の釣行。距離の割に時間をかけてしまった。この先がまた釣れるのだが、この日はここで納竿。結局、ボクが5尾、Tさんが6尾の釣果。サイズは22〜25cmくらいで心地よい釣りが出来た。
帰りの林道、横川岳橋と横川大橋の間で、林道を悠々と横切る熊を目撃。大きさからして大人になりきっていないようだった。親子連れなら近くに母熊がいるはずなので、何度も笛を吹き、Tさんが持っていた爆竹を鳴らしてから再出発。熊よけの鈴を付けていたけど、その音に気づいていたのかいないのか。遭遇したという事は、どちらにしろそう遠くまでは聞こえないのだろう。

車に乗り込み、近くの定義山に寄って、定義とうふ店で名物の三角油揚げを食べ、お土産も購入。これが忘れてはいけないこのエリアの釣りの締め方だ。



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by toto4543 | 2014-07-06 20:39 | 渓流釣り | Comments(0)