角川支流三ツ沢川【山形県】

2012年8月釣行

山形県の渓流釣りは3月から4月に解禁になるが、この沢だけは6月に解禁になる。大物が釣れるという話を良く聞くが、それは下流域の堰堤の話の様で、堰堤の上下で根気よく竿を振るルアーマンを見かける。
ボクが入ったのは中上流域。今から20年以上前、渓流釣りを始めた翌年、初めて尺イワナを釣ったのがこの沢。秋口の渇水時で、一抱え程の何気ない岩の裏から餌に食いついた。
この時はその他に2〜3尾程の釣果しかなく、また、当時はエサ釣りだったので、瀬が続く流れに再度入渓する気にはなれなかった。
しかし、テンカラを初めて約5年。そういえば三ツ沢川のあのエリアはまさにテンカラ向きではないのかと思い入渓してみた。

三ツ沢川の林道は長い。途中でいくつか分かれ道が出てくるが、そのうちのひとつを右に曲がり、沢を渡る橋の手前に車を止める。
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ここから暫くは適度な落差と深さのある渕などが続く。水はやや濁りがある。蜘蛛の巣が多くて竿が振りづらいが、程なく22cm程のイワナ。さらに進むと28cmのイワナが飛び出した。
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ずしりと重く、ヒレもピンと張っている。その後もコンスタントに24cm前後がちょいちょいと釣れる。
深さのある渕が続くようになり、少々遡行がキツくなってくると、前方に大きな堰堤が見えてくる。今日のメインはこの上のエリア。無理して堰堤まで行かずに斜面をよじ登り林道に出る。ここまで2時間程か。
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少々林道を歩き、すっかり砂利で埋まった堰堤の上に降りる。
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テントを張るにはうってつけの場所。堰堤の上の流れには濁りがない。堰堤にたまった土砂から汚れが流れ出ているのだろうか。
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少々イワナの居着いてなさそうな場所を歩いて飛ばし、流れが出てきてから改めて竿を出す。ここから先は瀬とブツカリの連続。エサ釣りでは面白いポイントが限られるが、テンカラならどこもかしこもポイントになる。
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竿を出して間もなく27cm。その後もまた24cm前後をつり上げて行く。
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ちょっとした深みの瀬尻でガツンと重たい手応え。ついに尺が来たかと思ったが、残念ながら28cm。精悍な顔つきのおそらく雄イワナだろう。心地よい引きを楽しませてくれた。
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その後、予定していた退渓時間が近づく。しかし退渓点はまだ先。仕方ないので竿をたたんで先を急ぐ事にした。
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瀬尻で泳ぐ番兵イワナを追いやりながら勿体ないなぁと思いながら進む。ここまでの釣果は丁度10尾。さらに釣って行けば15〜20はいけたかもしれない。
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無事に橋にたどり着き、沢から上がる。ここから車を止めた場所までは約7km。この林道は入渓する時に分かれ道を右に曲がったその林道ではなく、左に続く林道なのだ。川を大きくはずれたり、蛇行して進むので、釣りをした距離の倍くらいを歩いて帰らなければならない。
結局2時間程かかってしまった。入渓する前に、退渓点の橋に自転車をデポするのが賢いやり方かも。同行者がいるなら、車2台で来て1台をデポしておくと楽だ。

ちなみに、この辺りは熊が多いらしい。運良くボクは遭わなかったが、それなりの準備は必要かもしれない。


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by toto4543 | 2014-07-07 12:17 | 渓流釣り | Comments(0)