【映画】チャンプ を久しぶりに観たよ

b0332960_14421562.jpeg【あらすじ Yahoo!映画 】
 かつてのボクシング・チャンピオン、ビリー・フリンは、妻と別れてからツキにも見放されタイトルを失い、今は競馬場に勤務して一人息子とどうにか生活していた。息子のT・Jは、それでもいつの日か栄光の座に戻る日を夢見てトレーニングを続けている父親を尊敬し、パパと呼ばずに“チャンプ”と愛称で呼んで、父が再びチャンピオンの座に返り咲く日がくるのを信じて疑わなかった。そして彼は、そんな息子の期待に応えようと再びリングに登ることを決意する……。涙なしでは観られない感動物語。

久しぶりに観ました。いつぶりかなぁ。最初に観たのは小学生の頃だったと思う。日曜洋画劇場とかそんなテレビ番組で。その後も2回位テレビで観たはず。これを今年小学校を卒業した娘と観たいなぁと思って借りてきた。



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借りてきたDVDは映像が綺麗になってた。デジタルリマスタリングとか言うのかな?それでも70年代の空気感というか、伝わって来たね。この映画は79年の作品。
なんというか、この頃はアメリカが妙に良い国に見えてたね。政治がどうとかそういう事じゃなくて、アメリカンドリームなんて言葉がリアルに感じられて、子供でも漠然としたアコガレを抱いていたというか。今はもう、って、まあ、ここで書くことでもないね。
競馬場、ちょっと暗い雰囲気のボクシングの会場、マイアミのビーチ、豪華なヨット、離婚、家族のかたち、貧富の差、アメリカだよね、あの頃のアメリカ。

ストーリーは至ってシンプル。基本的に悪い人が出てこない、まぁ、掛け金の取立屋以外は。
某サイトのレビューを見てみたら、ご都合主義だとかリアリティがないだとか酷評している人もいたけど、今の感覚で観ちゃダメよ、この頃の映画は。

久しぶりに観ると、昔は分からなかった部分も見えてくるね。ビリーが別れたヨメさんのアニーと言い合いになって、その挙げ句に「戻って来てくれ」なんて言っちゃう。
このシーン、昔は分からなかっただろうな。というか、何も感じてなかったかな。
今は分かるね、さすがにこの歳になると。7年間も男ひとりで子育てをしてきて、この映画では出てこないけど、そりゃぁ大変なこともあっただろうね。
夜中に泣いたりワガママ言ったりね。そうやって苦労してきて、出て行ったアニーが憎いながらも未練があって、わーっと言い合いになって興奮したところに本当の気持ちがこみ上げて来ちゃう。その時の情けない顔が良いよね。
言ってしまう自分が情けないけど止められない。ギャンブルで子供の馬を賭けちゃうとか、警察に捕まるとか、アニーへのこういう気持ちとかが重なって、これじゃダメだとリングに戻ることを決めるワケだ。

その後のトレーニングのシーンが良いんだよな。とにかくTJが嬉しそうでね。TJがビリーをパパではなくチャンプと呼んであれほどまでに慕うのは、単に父親と言うだけではなくて、チャンピオンだという尊敬があるわけだ。またチャンピオンになるんだと信じている。
良いよね、うらやましいね、ここまで子供に尊敬されるのは。
でも結末を知っちゃってるから、もうこの時点でじわっと泣けてきちゃうんだよなぁ。
ホントにこのTJ役のリッキー・シュローダーの演技は奇蹟。
この子役じゃなかったら、ここまで泣ける映画になってないね。
当時8歳。調べてみたら同じ歳だった(笑)

今回観て良いなと思ったのが、アニーの再婚相手の教授ね。アーサー・ヒルが演じてた役。
アニーがビリーの復帰戦に行くことに対して、正直面白くはない。
そりゃそうでしょう、前の旦那だしね。嫉妬もあるし、不安もある。でも、その気持ちを伝えつつ送り出す。その時の台詞が良いワケよ。
「帰って来ないときは電話をくれ」
良いよね、男だよなぁ。男に女は止められないのよ。良く分かってる。
TJのことも快く迎えてくれるしね。かと言って必要以上に距離を詰めてこない。アニーとTJを見守っている。大人だよ、大人の男ですよ。

そしてついに復帰戦。打ち合いになって、なんとか勝利してチャンピオンに返り咲くものの、あの有名なラスト。ここはもう、涙無しでは観られないね。ただ、今回観て思ったのは、ビリーって最後にあんなにしゃべってたのね。ここはちょっと「あら?」って思ったね。現実に引き戻されそうになったけど、TJの「起きてよチャンプ!」で涙腺崩壊。
やっぱりこれは名作ですね。

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by toto4543 | 2017-03-27 15:55 | 映画 | Comments(0)