【映画】日本で一番悪い奴ら を観たよ

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【あらすじ Yahoo!映画】
柔道で鍛えた力を買われて、北海道警察の刑事になった諸星要一(綾野剛)。裏社会に入り込んでS(スパイ)をつくれという、敏腕刑事・村井の助言に従い、Sを率いて「正義の味方、悪を絶つ」の信念のもと規格外の捜査に乗り出す。こうして危険な捜査を続けていった諸星だったが……。






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いやぁ、悪いねぇ、確かに悪い奴ら。
綾野剛が良い演技してました。
この人は、なんというか、素が透けないよね。だからいつの間にか、自然に映画に引き込んでくれる。
とんでもない事ばかりやってるんだけど、実は純情で、だからどこかおかしみのあるキャラクターを見事に演じてたと思う。
まぁ、結局、拳銃を挙げるために借金をしてまでスパイを育てて、
挙げ句の果てに捜査費用を作るためにシャブまで売っちゃうんだから。
一言で言うとバカだよね。
これが実際にあった警察の不祥事を基にした映画だからオドロキ。
勝手な理屈で本末転倒になっちゃってる。
でもこういう本末転倒で起こって露見しちゃう不祥事ってあるよね。
最初は素直に起こった問題を解決しようとしていただけなのに、
まぁ、これくらいは許される範囲だよなと、ちょっと悪いことをしちゃって、
それで回り出すとゆがんだ円だから徐々に常識という中心から外れて行ってね、
気がついたらとんでもないところまで来ちゃってる。
で、あるとき誰かが気づくんだよね、
「あれ、あいつなんであんなところで回ってるんだ?」
って。
テレビ番組の制作で良く起こる「やらせ」問題もそんな感じがするね。
最初は些細なことなのよ。
ボクも何度かテレビとか新聞の取材を受けたことがあるけど、
勝手に頭の中でシナリオを作って、その通りにしゃべらせようとする人は結構いる。
確かにその方が番組や記事は作りやすいだろうけど、
真実を伝えるのが目的のはずが、作ったシナリオの裏を取る作業になっちゃってる。
でもそれでうまくいくと、そのシナリオと現実の乖離がどんどん大きくなっていって、
最終的には「こう言ってもらえませんか?」とかそうなっていくんだろうな、って思う。
役所とか、それこそ原発とかね、そういう狭い社会だと起こりやすいだろうな。
実際、不祥事は出てくるモンね。学校の先生とかさ。
まぁ、犯罪なんてそうやってエスカレートしていくんだろうな。

とかなんとか、そんな事を思ったりしながら観てました。
日本の警察で最大の不祥事らしいけど、映画としては娯楽映画だよね。
何かを訴えかけたりとか、そういう感じではなかった。
どんどんエスカレートしていって、破綻していくやつらがユーモラスに描かれていた。
最後は寂しさがあったねぇ。

それにしても、実際の不祥事で本当はお縄になるはずの人間が逃げ延びてたり、というかかくまわれてたりするんだろうな。もちろん警察内部のね。



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Commented by ar956 at 2017-06-22 08:54
有りますネ、日常的に。ヤラセ。当方、被災地なのでひどかった。皆さんのお陰で元気です!逆に元気を差し上げます。みたいな演技。ホントはかなり疲れ果て「ソッとしておいて欲しい。」が本音なのに、手厚い支援を頂いてるので、元気に「花は咲く。」なんか唄わなくっちゃいけない。ホント、情けなかったです。
Commented by toto4543 at 2017-06-22 20:55
牡鹿半島の漁師が、「絆、絆って、なんの事だがわがんね」って言っていたのを思い出します。自分の気持ちを整理する為の支援、それを受けなければならない被災者という図が、あちこちで見受けられましたね。
by toto4543 | 2017-03-29 02:07 | 映画 | Comments(2)