スギノコの今

昨日、その沢在来のイワナの話を書いた。
で、ふと昔どこかで読んだ「スギノコ」の事を思い出した。
青森県の大畑川に生息するヤマメ。
従来ならイワナの生息域より下流に棲んでいるヤマメだけど、スギノコはイワナの魚止めとなる赤滝の上に生息している。
大昔、サクラマスが海と行き来をしながら繁殖していた川が、火山の噴火でせき止められたために、そのエリアに閉じ込められたという話。
生態的にも普通のヤマメと少々違っているらしい。
現在は青森県の天然記念物となり、そのエリアは禁漁になっているが、近年は凄い勢いでイワナが増えているという。
従来イワナが棲んでいなかったこのエリアに、誰かが放した為だという。
釣り目的でしょうね。その後に禁漁になったようだし。
ブラックバスの放流と変わらない。
なかなか手の打ちようがないらしく、このままではスギノコが絶滅する可能性もあるという。

こういう話を聞くと、自然と人間との関係について考えてしまう。
自分も含めて。



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Commented by 週末フライフィッシャー at 2018-05-24 13:47 x
こんにちは、保護したい沢はありますね、

以前、丸森の内川をホームにしておりました。
この川は、不動尊のキャンプ場より上の鷲野平に行く分かれ道までが漁業権が設定されており、漁協の管轄で、それより上流は筆甫地区の有志でヤマメを放流し保護しておりました。
2008年頃だったと記憶していますが、下流のふ化場の堰堤下とキャンプ場の所でニジマスを釣ったことがあります、後で聞いた話ですが、以前、漁協が子供たちのためにニジマスを放流して「釣り大会」をしたそうです、私の釣ったのはその残りの居ついた奴と思いますが、ちょっと漁協のやり方に違和感を感じました。子供たちの釣り大会は賛成ですが、放流するのがニジマス?。
その翌年、年券を買うのに、組合の事業内容について問い合わせてみたところ、ここ数年アユやヤマメの放流はしていないとの回答でした。この年から年券の購入をやめて、
上流の筆甫の有志が管理するところにしか行かなくなりました。震災前は魚影が濃かったですね。
しかし2015年の水害以来、渓相がまるっきり変わってしまい、そのあとは年々釣れなくなってしまいました。
原発事故以来、下流の漁協は何もしていないので、上流にエサ釣りの方が来ていましたね、それもすべて持って帰ってしまう、年配の方が多かったですね。
今年は5月の連休に行ったのが最後ですが、死んだような川になっていました。
以前、と言っても30年くらい前ですが、私も餌釣りをしていました、自分も同じようなことをしていたことを恥ずかしく思いますが、やはり渓流釣りを覚えた川がダメになったことは残念です。
出来るものなら、元に戻す手伝いをしたいと思っています。
Commented by toto4543 at 2018-05-26 10:43
>週末フライフィッシャーさん

内川にはそんな事があったんですね。
ちょっと偏見が含まれますが、年配の餌釣り師には釣るだけ釣って全て持ち帰る人が多いですね。で、近所に配る。ブログでも時々見かけます。20、30のイワナを並べてご満悦な写真。
沢と魚と人間の関係は、そろそろみんなで考える時期じゃないかと思いますね。
と書き出したら長くなったので、記事にしようかと思います。
by toto4543 | 2018-05-23 14:29 | 渓流釣り | Comments(2)